今までこれといった趣味がなかった私。
ここ何年かは、2人の自閉症児の療育と子育て、フルタイムの仕事で余裕がなく暮らしていた。
2人が小学校へ上がってなじんできたところ、長男Sが1年生の3学期に教室へ入れないという騒動が勃発。職員室でも立てこもり事件があり、迎えに行くこと何回したか。
2年生はクラス替えなしという学校の伝統を、うちの子のせいで全学年がクラス替えとなり、
保護者たちにとって衝撃の4月を迎えた中、長男Sは新しい環境で新たな教室へ登校できるようになる。うちだけほっとする。
【先生方、保護者のみなさん、本当にすみません💦。クラス替えありがとうございました。】
コロナ問題がある中、自分を見つめてみようとなぜか思うようになり、自分が何が好きだっかのかさえ忘れていることに気づく。
【私って、何が好きなの?】
何回も問うが【しーーーーーーーーーーん】
わからない。自分のことがわからない💦。
子供の頃を思い出す。
好きなものは・・・
星、星座が好きだった。プラネタリウムに行くのが大好きだった。
世界ふしぎ発見が好きだった。
そうだ、ミステリーハンターになりたかった。
エジプトのピラミッドとかマヤ、マチュピチュとか・・・遺跡系が好きだった。
心に余裕がないと、何でも忘れちゃうんだなーと思う。
身近なもので得意なものはというと、習字と絵は好きな方。
デッサン、やったことないけど習ってみるかなーと思い、近くのカルチャーセンターを検索。
子供には「自分の得意な所は手助けするのよ。だから苦手な所は頼むのよ。」と言っている。
これが、世の中の基本的な仕組みだと思っている。
「だから、楽しめるものを仕事とするのよ。」
あと10年で将来が決まってしまう。
昔から比べると個性の時代を感じるけれど、まだまだ日本は学歴社会。
うちの子は個性が強すぎるから、組織の中で仕事するには普通の人よりも苦労する。
勉強はさせないと生きていけない。教養が人を豊かにする。そんな風に思ってしまう。
そう思ったときに、自分はどうなんだろう。楽しんで仕事をしているのかと。
生活のため、仕事をしているだけ。
【それじゃダメだ。楽しむ生き方を子供達に見せなくては。日常で感じさせなくちゃ。】
自分も何か楽しみたいと思うようになる。
【なんでも体験にいってみよう!】
そんな気持ちになる。
水墨画の日がちょうどお休みで、下手ながら一生懸命書くことに楽しみを覚えそのまま入会。
1か月に1度のレッスンでまだ3回しか教わっていないが、平日の仕事休みの日に空いてる時間で練習し始める。
80歳まで生きるとして、残りの人生を犠牲にせず楽しみたい。
そう強く思う。
いろいろ楽しもう。体験してみよう。
せっかく生まれてきたのだから・・・やってみなくちゃもったいない!
いろんな世界を見て、幅のある人間になりたい!
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