8歳長男コロナ陽性 看護日記 10

2月5日(土) 発症8日目

9時 体温36.9度。症状なし。

1階組は、無事症状なく経過し、今日から健康観察解除となる。

【良かったー!】

長女Aは習い事も今日から元通り。さっそく卓球とスイミングへ行くことになる。

長男Sはというと、相変わらず日中はブルースリーでゲームとYouTube三昧。

【もうあの格好になんとも思わなくなってる。💦】

「服着てよ。Sちゃん。」

さんざ言っても言うこと聞かない。

13時 体温37.0度。

午後になると、あの格好で出てきたSにもう注意しなくなっている自分に気づく。

テンション高いSに

【アホ・・・】

【ブルースリーじゃなく完全にエガの方だな。】

あきれてつぶやく。注意する元気もない。

こういうことで普通の感覚がマヒしていくんだと実感する。

夕方、パパが突然「オレこっちで寝るわ。」と自分のパソコンの方へ布団を敷きだす。

【えーーー。具合悪いんか。】

「昨日、Sにマスクしないで息かけられたから移っちゃったかも。気のせいかもしないけど。」

気弱になっている。

「熱は37.0だったけど測りなおしたら36.8度。マスクのせいで頭が痛いんかよくわかんないから。」

鎮痛剤を飲んでお昼寝する。

【弱ったな―。こっちが感染してたらまた大変だよ。よっぽど私の方がSと接触しているのに。】

と思いながらまいったなーとため息。

20時 体温37.1度。

パパは就寝中。

「パパなにしてるの?」

「Sちゃんに息拭きかけられて、具合悪くなっちゃったんだってー。」

「パパダウン。ゴメンね。イエーイ!」

謝っているんだか、喜んでいるんだか、顔がふざけている。

【コイツ・・・】

22時

パパが寝ている横の部屋でSは大声で奇声を発している。

「イエーイ!ビクロイ!いえーーーい!」

興奮冷めやらず、バタンとドタンとドアが開き、興奮しているS。

「ママーー!ファンデーションクエストを全部クリアしてファンデーションスキンゲットしたんだよ!!!」

【あっそうかい。全然意味がわかんない。】

全くパパについては眼中になくこっちに来ている。

「わかったからもう寝なさい。もうママも寝るから電気消して。」

「ゲームしてれば寝落ちするから大丈夫。」

【寝落ちって💦】

「電気はつけといていい?怖いんだよ。」

【暗闇がこわいんか。そういうことだったんかい。】

と思いつつ、【いかんいかん、同情するとまた裏切られると警戒。】

結局、私が寝ている中、「ママ―寝れないよー。」とチョロチョロ出てくるため、

ゲームのアラームを解除してしまう。

【あの子をあの部屋でおとなしく封印させておけるのは、ゲームしかない。】

コメント

  1. D より:

    1から10まで一気読みしました。色々な準備、隔離と色分け、パパとママの役割分担などとても参考になりました。

    他の家族がなんとかかからず、生活できてるのはママとパパががんばったからですね

    明日は我が身の流行り方ですが、万が一は参考にさせていただきます!

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